お知らせ

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多数のご参加、誠に有難う御座いました【5月14日開催・ふくろうクリニック意見交流会】

5月14日のふくろうクリニック意見交流会は、約100の事業所・250名近い方にご参加いただきました。

質の高い急性期医療が求められる一方、治癒の難しい病気や障がいをお持ちの方に向き合う医療もあります。
病気の治療には外科的手術や化学療法といった治療は当然欠かせませんが、患者さんの望む生活や人生をどのように送るかもまた大切であり、仮に残された時間が少ないとしても、在宅医療が充実することでその方々やご家族ができる事は大きく広がります。
また、ご家族や近しい人に触れられながら迎える最期の時は、ご家族やご友人、関係者の心に深く刻まれます。

ふくろうクリニックの先生方は、自分がお勤めされている病院等で、患者さんが自宅でどのように過ごされているのか、終末期の患者さんが自宅に帰ることが叶わない環境は何なのか、どうすればご自宅で安心して暮らすことができるのか、病気や障がいを持って生きる患者さんたちが望む生活や人生を諦めることのないようにするためにどうすればよいかなど、患者としてだけでなく1人の人として接する視点をお持ちの医師です。

しかし、在宅医療を推進すると言っても、何かあれば24時間電話が繋がり、必要があれば医師が往診に来てくれて人生の最終段階に寄り添っていくということは、働く側にとっても大きな重荷とも言えます。
ですから、支える側も満たされた状況を作るべきであり、その結果がより良い在宅医療が提供できる社会だと思います。
私どもは今後も業界の皆様と力を合わせて地域医療の発展に尽くしていく所存です。引き続きご指導を賜りますようお願いいたします。